プラスチック関連規格(物性表を見る際に必要なもの)

プラスチック材料の選定や製品設計を行う場合には、材料メーカーが公開している物性表を確認します。その時に注意しなければならないことは、その特性がどのような規格をベースに評価されているかを確認することです。

 

代表的特性と各規格の対応一覧です。

 

 

 

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各規格について簡単に説明します。

 

JIS:日本工業規格(Japanese Industrial Standards)
⇒日本の国家規格。国際規格との整合性を図ることがTBT協定により義務付けられているため、JIS独自の規格以外はISOやIECと基本的に同じ内容。全文が無料で公開されているので、日本人(または日本語が分かる技術者)にとっては非常に便利(海外の規格は多くが購入しないと見ることができない)。

 

 

ISO:国際標準化機構(International Organization for Standardization)
⇒電気分野以外の国際規格。プラスチック関連は電気特性、燃焼性以外をISO規格で評価することがほとんど。

 

 

ASTM:ASTM International
⇒米国の標準化団体による世界的規模の規格。旧名称はAmerican Society for Testing and Materials(米国試験材料協会)。製品や地域によっては広く用いられている規格であるため、プラスチック関連でも一部の物性表に採用されている。

 

 

IEC:国際電気標準会議(International Electrotechnical Commission)
⇒電気分野の国際規格。プラスチック関連では電気特性を評価するための規格として採用されている。

 

 

UL:米国保険業者安全試験所(Underwriters Laboratories Inc.)
⇒安全性に関する米国民間団体による規格。プラスチック関連では燃焼性の評価に採用されている。

 

 

 

規格が同じでも細かな試験条件が違ったり、材料メーカー独自の試験法を採用したりしていることもありますので、物性表の試験条件欄をよく確認しましょう。

 

 

最終更新 2017年10月12日

 

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