プラスチック製品の設計ガイド 【タッピンネジ用ボスの設計】

タッピンねじ用ボスの設計ガイド

 

 

  設計ガイド
d ねじ外径の0.8~0.9倍
D  2d~2.5d
t <基本寸法>
0.5T~0.7T
<ヒケが問題にならない場合>
0.7T~T
t' 0.5T~0.7T
T' 0.7T
H できるだけ低くする
2D以下が目安
R 0.25T
抜き勾配   0.5~2°

 

※材料特性、成形条件、製品の形状などによって異なります。参考値として活用ください。

 

<関連記事>
抜き勾配から成形品の寸法を計算(成形品/リブ/ボス)

 

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ボスはタッピンねじやインサートナットを利用して部品同士を組み立てる時などに用いられます。根元部分は厚肉になりやすいため、ヒケやボイドの発生に注意する必要があります。特にボスの全高を高くすると、抜き勾配により根元部分の肉厚が大きくなりますので、できるだけ低く抑えるように設計します。

 

根本部分には応力集中が起きないようにRをつけます。ただし、Rを大きくし過ぎるとヒケの原因になりますので、ボスの反対側が外観面の場合は強度とのバランスを考えて設定する必要があります。

 

ボスを単独で設置すると、横方向の荷重に対して変形しやすいので、必要に応じてガセット(三角リブ)や近くの壁との連結リブを利用しましょう。ガセットや連結リブも肉厚が大きくなり過ぎるとヒケの原因となりますので、上記設計ガイドを参考に寸法を設定してください。

 

タッピンねじを挿入口部分にC面を取ることにより、組立性を向上させることができます。

 

参考記事:ボスの補強効果

 

 

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【参考文献】
BASF 『Design Solutions Guide』

 

最終更新 2017年8月3日

 

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