三次元加飾成形で有名な布施真空株式会社のTOM成形。
布施真空が動画をYoutubeに掲載していました。非常に高精細で分かりやすい動画だったのでご紹介します。
加飾とは、樹脂部品などにフィルムやメッキ、塗装、蒸着、スパッタなどを施すことにより、意匠上の付加価値を高める手法のことです。
市場からの「原価低減」と「意匠性向上」の相反するニーズに対応するために、成形機械メーカーやフィルムメーカーなどが相次いで加飾技術・製品を市場投入しています。そのうちの一つが布施真空のTOM成形で、真空を使ってフィルムを三次元的にワークに貼り合せる成形方法です。
「原価低減」と「意匠性向上」に関する市場の要求は、今後ますます高くなっていくと思われます。設計者としては加飾技術の変化に敏感に対応できるようにしたいですね。