構成要素の一部が故障しても、製品全体としては致命的な状況に至らずに、安全側で停止させる設計の考え方。フェールセーフ設計は信頼性が犠牲になる場合もあるが、安全性の確保の点では非常に有効な手段である。製品事故を防ぐために製品設計者が考慮すべき最も重要な設計手法の一つであるといえる。現在世の中にある多くの製品がこの設計方法を取り入れている。例としては故障した時に重力により遮断機が降りる踏切、ワイヤーロープが切れた時に自動でブレーキがかかるエレベーターなど。
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フェールセーフ設計の事例集
最終更新 2015年10月27日
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