3ステップメソッドのステップ③において、ラベルや取扱説明書などで使用者に安全上の情報を伝える際に使用する言葉。
リスクレベルの違いによって3つに分けられる。「危険」については、本来は切迫したリスクは3ステップメソッドのステップ①、②の段階で低減するべきであり、特別な事情がある場合を除き適用しないことが望ましい。また、3つのシグナルワードにリスクの定量的な違いを示す基準があるわけではなく、各企業や設計者の主観に依存している。そのため、同じ「危険」と記載された製品でも、リスクの大きさが異なることもある。
シグナルワード | 説明 |
危険 (Danger) |
使用者が製品の取り扱いを誤った場合、死亡または重傷を負うことがあり、かつその切迫の度合いが高い危害の程度。 |
警告 (Warning) |
使用者が製品の取り扱いを誤った場合、死亡または重傷を負うこと想定される危害の程度。 |
注意 (Caution) |
使用者が製品の取り扱いを誤った場合、傷害を負うこと想定されるか又は物的損害の発生が想定される危害・損害の程度。 |
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シグナルワードの使用例
<電子レンジ>
<産業用ロボット>
<自動販売機>
<UFOキャッチャー>
<家庭用シュレッダー>
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最終更新 2016年9月16日
【参考資料】
JIS S 0101 消費者用警告図記号
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