製品やシステムなどから被害を受けやすい消費者のこと。消費者保護の観点から守るべき消費者を強調するための言葉であるが、製品設計者は特に安全設計の面において「脆弱な消費者」が使用するシーンを想定しておくことが望ましい。
ISO/IECガイド51(2014)においては以下のように述べられている。
vulnerable consumer
consumer at greater risk of harm from products or systems, due to age, level of literacy, physical condition or limitations, or inability to access product safety information
・年齢(例:子供、高齢者)
・理解能力(例:言語、知的障害、文化、知能、国籍、専門性)
・身体状況(例:身体障害、体力、怪我、妊娠)
・製品安全情報へのアクセス能力の欠如
※カッコ内は筆者追記
【参考資料】
向殿政男 「ISO/IECガイド51:2014 改訂について」 セーフティアセッサ協議会ホームページ(2015年10月21日)
最終更新 2015年10月21日
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