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チクソモールディング ちくそもーるでぃんぐ/thixomolding

せん断力を受けると粘度が低下する性質(チクソトロピー性)を持つ金属材料において、プラスチックの射出成形と同じような原理で製品を成形する方法。金属材料は成形機のスクリューにより撹拌されることによりせん断力を受ける。その際チクソトロピー性により粘度が低下するため、比較的低温で成形することが可能となる。低温で成形できるので、成形サイクルの短縮化や高い寸法精度が得られる。マグネシウム合金において実用化されており、デジカメの筐体が代表的な製品である。ダイキャストに比べて高精度・薄肉で成形することができ、ボイドも少ないと言われている。

 

※文献によっては「チソトロピー/チソモールディング」と書かれている場合もある。

 

チクソモールディング

チクソモールディング

 

 

マグネシウムチップ

マグネシウムチップ

 

dsc07425 

dsc07426

デジカメの筐体(マグネシウム合金AZ910のチクソモールディング)
(プラテックス大阪2016 ミツワ電気工業展示品)

 

 

【参考資料】
 増渕雄一 『おもしろレオロジー―どろどろ,ぐにゃぐにゃ物質の科学 知りたい!サイエンス』  技術評論社
日本製鋼所技報(No66、2015.10) 『チクソモールディング射出成形機の歩みと将来』

 

 

最終更新 2016年11月24日 

 

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