事業プロセスの中で企画・設計などの上流工程とアフターサービスなどの下流工程の利益率が高く、組立・加工などを行う中流工程は利益率が低くなるという考え方。台湾パソコンメーカーのエイサー創業者スタン・シー氏が提唱した考え方で、その曲線が人が笑った時の口元に似ていることから名づけられた。人件費が上がり少子高齢化により労働力不足となっている日本では、多くの製造業の利益率がスマイルカーブの状況に当てはまる考えられる。今後国内の製造業の利益率向上のためには、いかにして上流工程と下流工程の能力を上げていくかがキーポイントとなる。
最終更新 2015年5月14日
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