構造、材料などの詳細は具体的に規定せず、要求される性能のみを規定すること(対義語:仕様規定)。要求性能を満足するのであれば、その方法(仕様)は問われない。従来、国内の規制の多くが仕様規定であったが、下記目的のために多くの規制が性能規定へ変更されている。
・国際規格との整合性を取る(ISO、IECなどは性能規定を採用)
・技術の進化、変化への柔軟な対応(仕様規定では規制が追いつかない)
・事業者の設計自由度向上による競争力強化
設計の自由度が向上するため、設計者や企業の創意工夫をする余地は広がっているが、一方で責任は大きくなる。
最終更新 2015年11月19日
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