切削などの除去加工に対して、材料を積層することによって造形する加工方法のことをいう。AMと略することもある。3Dプリンティング、3Dプリントといった言葉と同じ意味であるが、2009年にASTM(米国試験材料協会)の委員会において正式名称として採用された。積層する材料は樹脂、金属、セラミックなど、積層方法としては、光重合、押出し、レーザー焼結などで造形できる装置が実用化されている。試作用途では従来より使用され、既に一般的なものとなっているが、最終製品向けでも航空機や医療など高付加価値製品を中心に実用化に向けた取り組みが行われている。中空構造など従来の加工方法では困難だった形状を実現できるため、製品によっては大幅な軽量化やコスト低減につながる可能性がある。
最終更新 2015年9月18日
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