5M

ものづくりの様々な場面、特に生産工程の品質管理で活用されているフレームワーク。製品設計でも非常に有効なフレームワークである。生産工程を加味した材料選択、設計上の不具合の原因調査、FMEA・FTAなどの未然防止手法の切り口などとして活用できる。

【事例】部品の材料選定のために配慮すべきこと

 5M 部品の材料選定のために配慮すべきことの例
ヒト(Men) ・作業者により加工の仕上がりに差は出ないか
・使用者が怪我をするようなエッジが発生しやすくないか
・輸送業者が荒い荷扱いをしたときにどうなるか
方法(Method) ・加工方法は確立しているか
・工場が被災した際に代替できる加工方法はあるか
・離型剤を使用せずに成形できるか
機械(Machines) ・既存の機械で加工できるか
・設備の生産能力は十分か
・機械の違いによる品質の差はないか
材料(Materials) ・原料の管理体制は問題ないか
・耐久性のある材料か
・接着可能な材料か
計測(Measurement) ・反りの計測方法は明確になっているか
・表面粗さを測定できるか
・色差を測定できるか

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最終更新 2015年10月15日

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投稿日:2015年10月15日 更新日:

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