3ステップメソッド(10分で学ぶ製品設計)

『10分で学ぶ製品設計~3ステップメソッド~』

 

リスク低減の原則である”3ステップメソッド”について解説します。

 

 

 

<関連記事>
安全設計手法 「3ステップメソッド」

設計者のためのフレームワーク 「危険源リスト(ハザードリスト)」

 

 

最終更新 2016年7月29日

 

 

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10分で学ぶ製品設計~3ステップメソッド~
1. 10分で学ぶ製品設計 【3ステップメソッド】 (2016年7月版) 製品設計知識 https://seihin-sekkei.com
2. 3ステップメソッド 1 <3ステップメソッド> リスク低減の原則 リスクを低減させるために最も効果的な「順番」の考え方 製品安全 (設計) 危害の程度を 下げる 発生頻度を 下げる
3. 3ステップメソッド 2 参考資料:ISO/IECガイド51:2014(JISZ8051)「安全側面-規格への導入指針」 本質的安全設計 保護手段 (安全装置) 使用上の情報 ステップ① ステップ② ステップ③ 危害の程度低減 (一部発生頻度低減) 発生頻度低減 発生頻度低減
4. 3ステップメソッド 3 ①本質的安全設計 (最優先で取り組むべきリスク低減策) (1)危険源(ハザード)を取り除く (2)危険源による危害の程度を小さくする (3)危害の発生頻度を小さくする 危害の程度を低減させることが主な目的のステップ
5. 3ステップメソッド 4 危険源の例 ①本質的安全設計 可燃材料 (火災) ファン (巻き込まれ/飛散に よる怪我) エッジ (怪我) 有害物質 電気 (感電/火災/火傷) 転倒 (怪我) モーター (火傷/火災) 騒音 (頭痛) 回路 (火災) 首振り機構 (指はさみ) 高さ調節機構 (指はさみ)
6. 3ステップメソッド 5 ①本質的安全設計 (1)危険源(ハザード)を取り除く (2)危険源による危害の程度を小さくする (3)危害の発生頻度を小さくする <例> ■有害物質 ⇒ 使用しない ■首振り機構 ⇒隙間をなくす(大きくする) ■エッジ ⇒ 面取り加工 最も効果が高いが対応できないことも多い
7. 3ステップメソッド 6 ①本質的安全設計 (1)危険源(ハザード)を取り除く (2)危険源による危害の程度を小さくする (3)危害の発生頻度を小さくする <例> ■ファン ⇒ 軽量化/回転数低減/軟質材 ■転倒 ⇒ 軽量化/全高を低く ■首振り機構 ⇒ 回転力低減 ■モーター ⇒ 表面温度低減
8. 3ステップメソッド 7 ①本質的安全設計 (1)危険源(ハザード)を取り除く (2)危険源による危害の程度を小さくする (3)危害の発生頻度を小さくする <例> ■電気周り ⇒ 難燃材料 ■ファン ⇒ 指が入りにくいメッシュカバー ■その他 ⇒ 信頼性、強度、絶縁 等
9. 3ステップメソッド 8 ①本質的安全設計 ダイソンの扇風機 (出所:ダイソンHP) アイデア次第で「製品安全」の付加価値を高めることも可能 手に触れる所から ファンをなくした!
10. 3ステップメソッド 9 ②保護手段(安全装置) (ステップ①でリスクを十分に低減できないとき) 製品の基本機能に追加して、保護手段 (安全装置)を使用する 発生頻度を低減させることが目的のステップ
11. 3ステップメソッド 10 <例> ■モーター ⇒ 温度ヒューズ(過熱時停止) ■電気 ⇒ 電流ヒューズ(過電流時停止) ■ファン ⇒ 接触感知センサー ■ファン ⇒ ガード 安全装置自体が壊れると安全を確保できない。 ⇒ステップ①を優先させることが重要 ②保護手段(安全装置)
12. 3ステップメソッド 11 安全装置は機能しない可能性がある ②保護手段(安全装置) マツダ リコール (出所:国土交通省) カバーが外れて 内部のエッジで怪我
13. 3ステップメソッド 12 安全装置は機能しない可能性がある ②保護手段(安全装置) 加湿器(TDK) 出所:nite(写真)/経済産業省(断面図) 事故品はヒーターが脱落 ⇒温度ヒューズが働かず
14. 3ステップメソッド 13 ③使用上の情報 (ステップ②でもリスクを十分に低減できないとき) 使用者に残ったリスク(残留リスク)を知らせ て、安全な行動を取るように促す。 (1)本体での表示(画面、ランプ、音など) (2)本体での表示(警告ラベルなど) (3)取説・カタログなどによる説明 発生頻度を低減させることが目的のステップ
15. 3ステップメソッド 14 ③使用上の情報 (1)本体での表示(画面、ランプ、音など) (2)本体での表示(ラベルなど) (3)取説・カタログなどによる説明 給湯器 (出所:リンナイHP) 温水洗浄便座 (出所:LIXIL HP) <例>長期使用による経年劣化(火災)の残留リスク
16. 3ステップメソッド 15 ③使用上の情報 (1)本体での表示(画面、ランプ、音など) (2)本体での表示(警告ラベルなど) (3)取説・カタログなどによる説明 <例>扇風機
17. 3ステップメソッド 16 ③使用上の情報 (1)本体での表示(画面、ランプ、音など) (2)本体での表示(警告ラベルなど) (3)取説・カタログなどによる説明 扇風機取扱説明書 (出所:山善HP)
18. 3ステップメソッド 17 ③使用上の情報 ポイント 使用者は使用上の情報をよく読まない リスク低減効果は低い • 音、点滅などでも最大1/10程度※1 裁判上は重要 • 設計/製造上の欠陥を判断することは難しい ⇒ 注意喚起が十分だったかが焦点になりやすい。 ※1 日科技連R-Map実践研究会 「R-Mapとリスクアセスメント手法編(下)」
19. <資料作成>

 

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