【終了/Webセミナー】材料特性の理解と強度設計への応用(2021年2月26日)

投稿日:2021年1月5日 更新日:

わかりやすーい 強度設計実務入門②

材料特性の理解と強度設計への応用   

   日時 2021年2月26日(金) 10:30~16:30
   会場 ZoomによるWebセミナー
   主催 株式会社テックデザイン
   講師 田口技術士事務所 代表 田口宏之

本セミナーは多くの方にご受講頂き、好評のうちに終了いたしました。
ご受講頂いた皆様、ありがとうございました。

 

テックデザイン様主催のセミナーに登壇します。

申し込み(テックデザイン)

 

本セミナーは拙著「図解!わかりやすーい 強度設計実務入門」(日刊工業新聞社)を副読本として使用します。ご受講頂いた方には本書を無料進呈いたします。

本書の内容は以下ご参照ください。
https://seihin-sekkei.com/blog-20200923/

 

<概要>
 近年、製品が安全であることや不具合が少ないことは、付加価値ではなく当たり前のことだと認識されるようになってきました。もし、消費者の期待を裏切るような低い品質の場合、ネットショップの製品レビューやSNSなどによって瞬く間に拡散してしまいます。品質を確保する取組みが、かつてないほど重要になっているといえます。特に強度に関わる不具合は安全面の問題に直結し、リコールにつながることもあります。強度設計に関するスキルは、設計者が学ぶべきことの中で最も優先順位が高いテーマの一つだといってよいでしょう。一方、強度設計のスキルを身につけようとすると、材料力学や材料学、信頼性工学など非常に多くのことを学ぶ必要があることに気づきます。設計業務が多忙を極める中、とてもハードルが高いと感じる設計者が多いのではないでしょうか。


 そこで、理論的な解説や数式の導出はできるだけ避けながらも、強度設計の全体像とポイントを効率的に理解できることを目的に講座を企画しました(全2回)。2回目となる今回は、材料特性と強度設計実務について、ポイントを絞ってわかりやすく解説します。なお、本講座内容を書籍としてまとめた『図解!わかりやすーい 強度設計実務入門』(日刊工業新聞社)がありますので、当日の講義ではこれを副読本として利用する予定です(お申込者に無料進呈)。

 

セミナープログラム

①材料力学の基本と強度計算(第1回の内容を短時間で振り返り)


1.1 力とモーメント
1.2 荷重/応力/ひずみ
1.3 基本的な強度計算の方法

 

②強度設計に必要な材料特性


2.1 主な工業材料
2.2 材料の基準強度
2.3 静的強度
  2-3-1 応力ーひずみ曲線
  2-3-2 金属材料の強度
  2-3-3 プラスチックの強度
  2-3-4 静的強度における基準強度の考え方
2.4 動的強度
  2-4-1 疲労
  2-4-2 衝撃
2.5 環境的影響
  2-5-1 金属材料の腐食
  2-5-2 プラスチックの劣化
  2-5-3 温度の影響
  2-5-4 クリープ
2.6 金属材料の特徴
  2-6-1 鉄鋼材料
  2-6-2 非鉄金属材料
2.7 プラスチック
※項目ごとに例題を使って理解を深めます。

 

③強度設計の手法と実務事例


3.1 ストレスーストレングスモデル
3.2 製品の使われ方の明確化
3.3 製品の使用期間の明確化
3.4 材料強度のばらつき

3.5 正規分布について
3.6 材料強度の上限値と下限値の推定
3.7 許容応力と安全率
3.8 CAEの活用
3.9 実務事例
※項目毎に例題を使って理解を深めます。

 

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