後工程や顧客を考慮した
プラスチック製品設計入門
トラブル未然防止策
日時 2019年10月25日(金) 10:00~17:00
会場 大阪府工業協会研修室(大阪市中央区)
主催 大阪府工業協会
講師 田口技術士事務所 代表 田口宏之
本セミナーは多くの皆様にご受講頂き、好評のうちに終了いたしました。
<受講者様の声(抜粋)>
・プラスチック製品設計をはじめたばかりだったが、入門編として大変勉強になった。
・樹脂成形品を担当し日が浅いので、様々なことを勉強することができた。
・図面に記述する内容など、知らない部分を習得できた。
・基礎部と具体的な事例のバランスもよく、自分の知識の整理や知識不足である部分も明確になった。
※上記セミナーのご依頼は下記まで
【セミナー会社様向け】
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大阪府工業協会様主催のセミナーに登壇します。
申し込み(大阪府工業協会)
セミナープログラム
①後工程を考慮したプラスチック製品設計の考え方
1.1 設計工程と後工程
1-1-1 設計工程の位置づけ
1-1-2 後工程(金型・成形、材料、組立・二次加工、使用)
1.2 後工程における典型的なトラブル事例
1.3 クレームの出ない設計の進め方
1-3-1 要求事項を抜け、漏れなく抽出する
1-3-2 機能、性能、詳細仕様の違いを活用
1-3-3 製品仕様の取り決め方法(図面、仕様書、見積書、その他の契約書)
1-3-4 設計変更、仕様変更時のトラブル未然防止
②金型・成形に関するトラブルを防ぐ具体策
2.1 金型に対する要求事項を明確にする
2-1-1 外観(PL/ゲート処理/エジェクタピン跡 他)
2-1-2 金型材料(耐久性/溶接性/鏡面性 他)
2.2 よくある成形不良の現象と対策のポイント
2-2-1 ウェルドライン
2-2-2 ヒケ、ボイド
2-2-3 変形、反り
2-2-4 外観不良
③材料に関するトラブルを防ぐ具体策
3.1 プラスチック材料で注意すべき事項
3-1-1 プラスチック材料の特徴
3-1-2 粘弾性特性(クリープ/応力緩和)
3.2 劣化防止と製品寿命の考え方
3-2-1 様々な劣化要因(熱/水分/紫外線/その他)
3-2-2 アレニウスの式を使った寿命推定
3-2-3 劣化スピードの経験則「10℃2倍則」
3-2-4 RTI(相対温度指数)
3.3 配合剤の基礎知識
3.4 再生材の基礎知識
④組立・二次加工でのトラブルを防ぐ具体策
4.1 組立の容易性を考慮した設計
4.2 二次加工を考慮した設計
4-2-1 接合
4-2-2 表面処理
4-2-3 機械加工
⑤製品使用時のトラブルを未然に防ぐために
5.1 プラスチック製品の事故事例
5.2 製品の欠陥と企業の責任
5.3 製品使用開始後のトラブルを未然に防ぐ方法
5-3-1 使用環境・条件の明確化
5-3-2 使用者の明確化
5-3-3 製品の壊れ方を知る