設計部門における業務の見える化と
業務改善・生産性向上への活用
日時 2021年1月13日(水) 13:00~17:00
会場 Webセミナー
主催 技術情報協会
講師 田口技術士事務所 代表 田口宏之
本セミナーは多くの方にご受講頂き、好評のうちに終了いたしました。
ご受講頂いた皆様、ありがとうございました。
技術情報協会様主催のセミナーに登壇します。
申し込み(技術情報協会様ホームページ)
<概要>
品質、コストの大8割が設計段階までに決まるともいわれており、多くの企業にとって設計部門の改 革が喫緊の課題です。しかし、改革はなかなかうまく進みません。一つには、製造部門のように生産性などを定 量的に測定しにくいことが挙げられます。 測定できない業務の改善が容易ではないのは当然でしょう。また、設計は情報・知識を扱うため、外部からよく見えず、設計者の人材マネジメントも一筋縄ではいきません。 これらの理由により、多くの企業でなかなか結果が出ていないというのが実状です。本セミナーでは、多様な設計業務を内容別に分類し、それぞれに適した改善方法を提案します。また、そのために必要な業務の見える化の考え方についても詳しく解説します。
すべての設計部門における唯一の方法というのは決してありえませんが、本セミナーを改革のきっかけにして頂ければと思います。
セミナープログラム
(1)製造業の現状と設計業務
1-1 製造業の現状
1-2 製造業において重要性を増す生産性の考え方
1-3 設計部門の役割(品質、コストの8割が設計で決まる)
1-4 多岐に渡る設計業務
1-5 設計業務の分類
1.5.1 アイデア次第で付加価値を大きく高める設計業務
1.5.2 必要だが短時間で完了させた方がよい設計業務
1.5.3 ない方がよい設計業務
1-6 設計者の適性
1-7 設計業務の生産性
1.7.1 生産性評価方法の例
1.7.2 生産性を下げている要因の例
(2)設計部門における業務の見える化
2-1 見える化とは何か
2-2 設計部門における業務の見える化
2.2.1 負荷・進捗の見える化
2.2.2 ムダの見える化
2.2.3 コストの見える化
2.2.4 スキルの見える化
2.2.5 設計資産の見える化
2.2.6 優先順位の見える化
(3)実務で始める設計部門の業務改善と生産性向上
3-1 設計工数の集計から始めよう
3.1.1 5分/日で設計工数を集計する
3.1.2 業務時間のバランスを評価する
3.1.3 完了テーマを評価する
3.1.4 改善の推進 他
3-2 デジタル技術の活用
3.2.1 良構造問題と悪構造問題
3.2.1 人工知能は設計業務に活かせるか
3-3 小さなことから始める業務改善
3.3.1 情報検索スピードの向上
3.3.2 情報処理スピードの向上
3.3.3 「ワイガヤは必要」は正しいか?
3.3.4 小さな業務改善の例